分かっているようで分かっていない意味#11

私達は日々言葉を使って会話や物を書いたりしています。
ただ、その中で分かっているように日々使っているけど意味を理解していない事があると思います。

例えば、コーチです。
コーチってなんですか?と聞いたなら。
スポーツを教える人みたいな返答がほぼほぼだと思います。

現代ではそういった使われ方をしているため、無意識にそう想像する訳です。
では、そのコーチ像というのはどういった物でしょうか?

私は野球をやっていたので、各分野のエキスパートがそれぞれについて自分の知識や経験を伝える役割だと思っています。
一昔前は両腕を組んで偉そうにしている人間を指している感じもしますね。

ただ、コーチとは元々馬車の事を指しており
大切な人を目的地まで安全に送り届ける。

っというのが本来の意味になります。

次に稽古です。

私は剣道をやっていたので毎日のように稽古をしていました。
ただ、なぜ練習では無いのでしょうか?

稽古には練習という意味合いも含まれていますが、古(いにしえ)を稽える(かんがえる)という意味も稽古にはあります。
先人の教えを知り、創意工夫するといった意味です。そこには歴史感がある訳ですね。
あとは「鍛錬」、「修行」といった意味合いも兼ね揃えている。そういう古来から伝わる言葉なのです。

普段、耳にする分かっているようで分かっていない意味は他にも多くあると思います。
世界中の言語の中でも最上位に難しくきれいな日本語を少しでも多く理解したい物ですね。

年齢を重ねると使う単語もほぼ決まって来てしまい、意味を考えなくなってしまいます。
そういう時は少し古来から伝わる言葉に触れてみるのも良いかも知れないですね。

仕事は日進月歩ですが言葉はいにしえから伝わっている物です。
人と人との繋がりを大切にしたい物ですね。

次回はこれだけでうまくいく、習慣を身につける。たった一つの方法。
私はこれで人生が変わりました。

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