選択と集中を行う #47

私はyoutubeで解説付きの将棋を見るのが好きです。
正直、解説が無いと展開がよく理解できません。
この一手にそんな事が含まれていたんだ。っという意図が分からないので解説付きの物を見ます。

将棋は子どもの頃から何度もやって強くなります。
間違いなく棋士の方は天才の集団です。

そんな天才である棋士たちが何回も指しても同じ手が無い、飽きない事にいつも関心します。
歴史も古く棋譜も残っているで昔のものも勉強できる。
脈々と受け継がれて行ってもまだこれが完璧な指し筋という物が無い。

こんなゲームありますか。
前置きはこのくらいにしておいて。

将棋は自分の20駒と相手の20駒で9マス✕9マスのマス目上に置いて戦います。
先手と後手で分かれて交互に駒を動かして最後に王を取った方が勝利というゲームです。

駒にはそれぞれ動ける範囲が予め決まっておりその移動範囲で重なった部分に駒があれば取れるというルールがあります。
取った駒は自分の駒として使えるようになります。
この相手の駒を自分の駒として使えるという発送が日本人らしいゲームと言われています。

さて、そういう将棋ですが素人目から見て何の変哲もない一手が悪手で負けたと聞く事が多いです。

この一手が要らなかった。
っや、考えてやったけど最終的に悪手だった。など、本当に解説を聞いていても分からない事があります。

自分の仕事に話題を下ろします。

この小売業を通じて、将棋のような難しい事が起こる事はまずあり得ないと考えて大丈夫です。
一歩一歩着実に、正しい考えを持って営業していけば大丈夫です。
良かれと思ってやったけどこれがダメだったという例を2つほど上げておきます。

まず、一つ目が今までのカテゴリから大きく隔たった商品の仕入れを多ロット仕入れてしまう。
私のように小さく事業を行っている業者は低ロットで基本的には仕入れを初めて、売れていく毎にロット数を大きくしていきます。
そうしないと、いろいろと欠陥があった時にダメージが大きいからですね。

ただ、今回中国のカントリーリスクがある事や友人の勧めもあり、ベトナムでお財布を作りました。
これが本革で高級感のある生地を利用して拘ったデザインのお財布を制作したんです。
自信があり、売れるだろうと思って5つのカラバリを20個ずつ。合計100個入れました。
全部で70万円くらいかかりました。これが悪手でした。
私の予想に反して売れなかったんですね。自信があったんですけども笑。
まぁ、よくある話ですがこういったケースは悪手になります。
自分でも反省をしています。今後はこういった事はやらないようにします。

二つ目は支払い漏れがあり2年後に請求が来た事です。
本当にマサカ!っという体験談でした。
相手も忘れてて私も気がついて無いという状態でした。
これはなぜこんな事になったのかと申しますと原因がしっかりとあったんです。

2年前はPAYPALという決済方法で支払いを行っていました。
このPAYPALの決済手数料が3%に上がるという話で現金での決済に移行していた時期でした。
このやり取りの中で埋もれてしまった請求が2つあり16万円と15万円が未払金のままでした。
最近になって相手方の決算があったようで数値が会わないという事で発覚した物です。

物事の変化の時期は見落としてしまう事が多くあります。
慎重に慎重を重ねて仕事をして行きたい物ですね。

まとめますと、私が行っている小売業では将棋のような何も変哲もない一手では間違いは起こりません。
ただ、いつもと違う事をやると抜け漏れが起こる可能性が高まる。
本革のように良い商品、良いデザインなら売れるという根拠の無いおごりや高ぶりをしない。

全うに小さく、スモールスタートで積み重ねる。
地道に営業していく。これこそが王道で小売業をやるなら必須スキルです。
今日は以上になります。

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