会社が赤字で大変。どうすれば操縦桿を操る事ができるのか?その解決方法について #68

日々EC事業を行っていると売上をどう立てるかに必死になり売れている商品を探したり
既存の商品に広告をかけたり、販路を増やしたりあらゆる手を使って売上高をあげようと努力します。

でも、価格競争に巻き込まれて売価を下げなければ売れないという現実があったりします。
そのポジションでは中々思ったような成果を上げる事が難しいです。

結局売れているお店の商品の類似品を見つけては、それを仕入れて売る。
その繰り返しでは、お客様の事を何も考えて商売をしていないに等しいと思います。
自分がそうでした。

そういう、競合他社の売れている商品に目を向けるのは大いに良いと思います。
むしろ需要がある市場に参加する事はとても良いです。
いけないのはそのまま既製品を売っているだけで、次の商品を探しに行こうとする姿勢が悪いです。

既製品で全てが完成しているという商品は少ないと思います。
どこか欠落していないか?お客様の動向を探りしっかりと改善をしてより良いレビューをもらえるように努力します。

評価が絶対に4以上ある物に仕立て上げるようにします。
ここが悪い。こういう風にしてほしいという改善要望が必ずあるはずです。
それが無いのはまだ販売数が十分ではないはずです。
全てのお客様が最初の既製品で満足されるのはほぼ無い訳です。

ココを地道にこなして行くと次のステージに進めます。
そうすると今までは競合他社の商品に意識が行ってましたが
自社の商品の改善ポイントに目が行き意識が行き始めます。

そうすると小さくギアが変わり始めます。
今まで無かったようなレビューをもらえるようになり価格を上げても動じずに売上を上げられます。
他の競合が気にならなくなり、どんどん自分の商品の改善を進められるようになり
一人旅のような感じで市場に居る事が出来ます。

そして、今度は自分が見られて真似される立場になります。
当時の自分のような店がたくさんある訳ですね。

でも自分はもう違った立場、視線にいます。
つまり見ている視点が競合他社の商品なのか、お客様の要望に応えている自分なのか。
明白に見ている世界が違ってくるのです。

そういった視点を知ると安易に市場に入る事が出来なくなりセラーとしての
レベルも1ランク上がります。

他のページを見ると他社の努力がよく分かるからですね。
さて、少し脱線しましたが自社の商品を強くしていくと売価を上げられます。

そうすると何でうちの会社が赤字なんだろうと財務に興味を持ち始めると思います。
今までは商売のネタ探しに一生懸命になっていたがなぜうちの会社は売れているのに赤字なんだろうと。
そう思った時があります。

そこで会計の勉強が必要になります。
毎月、試算表の作成を行い、決算を行っていますがなぜか赤字。

どうやって皆さん経営をしているのだろう?
売上があった時はそこまで気にしませんでしたが円安の影響があり
ECモールの方針に売上が左右されてしまい思うように売上高を上げる事が出来なくなりました。

どうすれば、この会社の操縦桿をしっかりと操る事ができるようになるのだろう?
会計士に相談しても、まずは売上を上げるのが一番との一点張り。

そんなの猿でも分かるわ。っと思いつつそういう事じゃないはずなんだよなぁと悶々と仕事をしていました。
そしたら、起業当初の友人に連絡してどのような会計を行っているのかを聞きました。

彼は5段階利益管理で管理会計を行っていると教えてくれました。
私が求めていたものがここにありました。
そしてMQ会計を学び会社の操縦桿の握り方をようやくわかった気がします。

必要なのは管理会計であり、一つ一つ丁寧な数値を見てあげる事。
その指標を作る事が出来て会社の見える化が出来ます。
そうする事で会社という船を操る事が出来てくるのです。

今日はここまで、また次回に管理会計の話しをしたいと思います。

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